お客様からいただいているお問い合わせの中から、よくあるご質問をまとめました。
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お茶、ウーロン茶、紅茶の水色が褐色に変化するのはなぜですか? |
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茶葉に含まれるタンニンと水に含まれる鉄分によって褐色に変化することがあります。このような場合は市販の軟水(ミネラルウォーター等)でお楽しみ下さい。 |
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お茶を淹れるのに適しているのは、硬水と軟水のどちらですか? |
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硬度が高いと味が淡白になり香りがうすくなる場合があります。旨味・香り・渋味をバランスよく引き出すには軟水をおすすめします。
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ウーロン茶、麦茶の抽出液の表面に油状の物が浮くことがありますが、大丈夫ですか? |
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ウーロン茶、麦茶に含まれている脂質が遊離したものですので、品質には問題ございません。ご安心してご賞味ください。 |
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ウーロン茶の抽出液が、とろっとしているのは何ですか? |
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茶葉に含まれる水溶性の食物繊維(ペクチン)が水に溶けだし、とろみ状になる場合があります。品質には問題ありません。
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麦茶の抽出液が、とろっとしているのは何ですか? |
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大麦に含まれる水溶性の食物繊維(ガム質)が水に溶けだしとろみ状になる場合があります。品質には問題ありません。
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麦茶の水色がうすいのはなぜですか? |
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水に含まれる塩素が茶葉に含まれるたんぱく質を分解し抽出色がうすくなる場合があります。このような場合は市販の軟水(ミネラルウォーター等)でお楽しみ下さい。 |
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紅茶の水色が白くなるのはなぜですか? |
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抽出した紅茶を冷蔵庫で冷やすと白く濁る場合があります。これは紅茶に含まれているタンニンが結晶化したもので品質には問題ありません。60℃以上に温め直していただくと元に戻ります。 |
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お茶の茎がほうじ茶のように茶色いのはなぜですか? |
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やや褐色になるまで、強く焙煎した茎を加え、甘味と香ばしさを高めました。その為、茎が茶色く感じられたり抽出色が黄色っぽく感じられる場合がありますが品質にはまったく問題ございません。 |
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烏龍茶や紅茶にカフェインはあるんですか? |
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煎茶のカフェインは約2%あるのに対してほうじ茶・番茶は1%台と煎茶の約半分になります。また、紅茶・烏龍茶は3%強と煎茶の約1.5倍あります。
☆ お茶の使い分け法 ☆
1. 子供にお茶を飲ませるのにカフェインが気になる方は、カフェインが少ない、ほうじ茶・番茶をおすすめします。また、麦茶にはカフェインが入っていません。
2. 夜にお茶を飲むと眠れない方は、ほうじ茶・番茶をおすすめします。 |
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熱いお茶を保温ポットに入れておくとなぜ茶色になるのですか? |
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お湯の温度によってタンニンの酸化生成が活発になるためです。
☆ 水出しがおすすめ ☆
水出しで入れたお茶はタンニンの溶け出す量が少ないので酸化が抑えられ冷蔵庫に入れておけば2日間くらいは茶色になりません。
(* タンニンは60℃以下では溶け出す量が少なくなります。) |
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薬を飲むときにお茶で飲むのはダメなの? |
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お茶を飲みすぎなければ、問題ありません。
お茶に含まれる”タンニン”と”カフェイン”が薬と関係あります。
▼ ”タンニン”と薬に関して・・・
以前は一部の薬の成分(鉄剤)がお茶とタンニンと反応していましい、吸収されづらくなると言われてましたが、今は問題ありません。
▼ ”カフェイン”と薬に関して・・・
『カフェイン』は、栄養ドリンク剤や眠気覚まし、カゼ薬、痛み止め、乗り物酔いの薬など様々な薬品に含まれています。これらの医薬品をお茶で服用すると、当然カフェインの過剰摂取となり、カフェインの副作用が強く出て、頭痛がしたり、眠れなくなったり、イライラして落ち着かなくなったりというようなことが考えられます。日常的にカフェインをよく摂取しているような方は、体がカフェインに慣れてしまっていることが多く、相互作用はそこまで心配しなくても良いのではないかとも言われています。 |
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緑茶の焼酎割りをすると二日酔いになりにくいの? |
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二日酔いの改善になります。
アルコールを飲用すると30~60分でアルコール濃度が最高に達するが、茶を同時に飲用すれば、
アルコールの血中到着速度も低く抑えられ、、血中から消失される時間も促進され、二日酔いの改善
になると言われています。 |
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お茶を飲めば1日のビタミンC摂取量は取れるって本当ですか? |
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本当です。目安は、湯のみ5杯程度でOKです。
緑茶のビタミンCは煎茶に多く含まれ、(250mg/100g)比較的熱に強く保存にもすぐれた特性があります。1日の所要量は50mgです。したがって、お茶を1回いれるのに5g使いますから湯のみ5杯程度でOKです。また、ビタミンCは美容の点から肌に弾力性を与え、水分の減少を防ぎ、肌の色を黒くするメラニン色素の生成を抑制する効果があります。 |
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麦茶を水出しで作ったときに底は茶色で上は透明なのはなぜですか? |
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麦茶に限らず、ティーバッグが底に沈んだ場合に起こります。(浮いている時はありません。)
箸などでよくかき混ぜてご利用下さい。 |
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お茶の袋が緑色なのは何のためですか? |
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光の浸入を抑え、茶葉の劣化を低減させるために色の付いた袋を使用しています。 |
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開封後のお茶はどのくらい飲むことができるの? |
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開封後のお茶はできるだけ早く飲みきりましょう!!1週間から1ヶ月以内に使いきることをおすすめします。
お茶の葉は湿気を吸うことにより、風味が落ちます。空気に触れることでお茶の葉に含まれるカテキンが酸化し品質の劣化を起こしてしまいます。 |
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お茶は冷蔵庫や冷凍庫で保存したほうがいいの? |
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未開封で長期保存する場合・・・冷凍庫に保管
1袋の量が多い場合・・・アルミパックなどで小分け密封し冷蔵庫に保管
普段飲む場合・・・お茶缶など密封容器に移し、直射日光の当たらない食器棚などに保管
☆ 冷蔵庫や冷凍庫で保管する際の注意点 ☆
1. お茶の葉を密閉する(他の食品の匂い移りを防ぐため)
2. 取り出すときに発生する《結露》に注意する。
冷たい冷蔵庫から暖かい部屋に移すときに温度差が生じます。
冷凍庫→冷蔵庫→室温のように徐々に慣らしてから使いましょう。
3. 小分けに保存する。
使う分だけ取り出すことによって品質の劣化を防げます。 |
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小売店や専門店は、保管に関してどのように注意してるの? |
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冷蔵庫には保存できないので、温度と光の影響を考慮した包装にしてあります。
1. 包装形態・・・最近では、窒素ガス置換による脱酸素処理とヒートシールによる密封包装が広く行われています
2. 包装資材・・・防湿性を求めるには空気を遮断するアルミ袋を使います。また、透明袋でも紫外線カットや資材を二重、三重に防湿性を高める工夫を行っています。 |
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賞味期限の過ぎたお茶は大丈夫なの? |
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飲んでも体に害はありません。だだし、お茶本来の香りや風味は落ちています。
賞味期限とはメーカーが定めたものでおいしく飲むことができる期間を示しています。
ただし、開封していないことが前提ですので開封したお茶の場合はお早めに飲みきりましょう。
☆ 古くなったお茶の賢い利用法 ☆
1. 古くなったお茶をフライパンで炒ることによって香ばしいほうじ茶として飲むことができます。
2. 小皿にいれたお茶を冷蔵庫に入れれば脱臭剤として利用できます。(お茶の吸湿性より) |
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