1.責任ある行動規範の基準

○影響評価

我々は、事業 ・ 商品による負の影響の軽減を継続的に評価・対処していく。

○情報開示

我々は、環境・ 社会及び人権への特定の影響に対する正確な情報を開示する。

○協議

我々は、地域社会と誠実で効果的かつ意義のある協議を開催する。

○利益配分

我々は、金銭的及び非金銭的利益の公正かつ公平な配分を促進する等により、その事業が持続可能で農村開発に寄与することを保証する。

○苦情処理の仕組み

我々は、事業の影響を受ける可能性のある者との協議を通じ、合法的で公平で透明性のある事業レベルの苦情処理の仕組みを提供する。

○ジェンダー

我々は、女性差別を廃絶し、女性の職能開発及び能力向上を確実なものにし女性の平等な環境の促進を寄与する。

2.人権

○人権を尊重

我々は、人種、肌の色、性別、言語、宗教、政治的意見、出身国または社会的帰属、財産、出生等、あらゆる種類の違いに関わりなく、全ての人々の人権が尊重されることを保証する 。

○ハラスメント

我々は、体罰、精神的または肉体的な強制、および言葉による虐待、差別につながるハラスメント行為を認めません。

3.労働者の権利

○法と労働

我々は、その事業活動において国際労働基準を尊重する。労働安全衛生を保証する。

○児童労働と強制労働

我々は、15歳またはその国の法令で使用が許される年齢のいずれか高い年齢に達していない児童を認めません。
我々は、 従業員の意思に反する自由を不当に拘束する雇用や労働は認めません。

○労働時間と賃金

我々は、報酬・諸手当・労働時間・休憩・休日および休暇に関する法令を遵守します。
休暇が取れない、または法定労働時間を超えて働くことは認めません。国の賃金および福利厚生に関する法令を遵守します。

4.安全衛生

○職場の安全の確保と教育

我々は、 安全に係る法令を遵守し、誰もが安心して働くことが出来る職場環境の整備と事故・怪我の防止に努めます。
訓練が必要な機械操作や材料の取り扱いは必ず教育を実施。

5.食料安全保障

我々は、需要拡大や気候変動による生産減など供給に関わるリスクを把握し、不測の事態が生じないように取り組みます。

6.天然資源の保有

我々は、土地・森林・水など保有権や権利を尊重し、可能な範囲で契約条件を明示する。

7.動物福祉

我々は、動物が環境と調和し生活できるように支援します。

8.環境保護と天然資源の持続可能な利用

我々は、責任ある機関を通じ、環境及び社会管理システムを確立・維持管理していく。

○削減と推進

我々は、大気、土地、土壌、水、森林及び生物多様性への悪影響の防止、温室効果ガス排出量の削減と食品ロス及び食品廃棄物の削減とリサイクルの推進を行います。

9.ガバナンス

我々は、あらゆる形態の汚職及び詐欺行為を防止・根絶します。

○誠実性および透明性

我々は、記録や物証の証言の偽造、改ざんおよび隠避など倫理に反する行為については断じて行わないこと。

10.技術及びイノベーション

我々は、環境に優しく、技術の開発及び普及に貢献します。