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サステナビリティへの取り組み
南アフリカの取り組み
生産者支援について
生産者支援について
ソーラー給湯器
【活動計画】 ソーラー給湯器の設置
2024年7月国太楼のサスティナブル活動の担当者が、南アフリカに三度目の訪問をいたしました。現地の生産者と活動の目的を共有し、生産者の熱い想いを感じるとともに、抱える問題も確認することが出来ました。
ルイボスの農園の従業員の多くは、月~金曜日は農園に寝泊まりし、土日は家族のいる町に戻る生活をしています。そのためサスティナブル活動として、従業員の労働環境、住環境の改善を考えている農園オーナーが多くいらっしゃいました。







帰国後に、現地の仕入れ先の担当者との打ち合わせを重ねた中で、従業員用住居にソーラー給湯器を設置するアイデアが上がってきました。インフラとして「ガス」が通っていないことが多く、お湯を沸かすのに「電熱器」や「薪」を使っており、体を洗いたい時などは沸かしたお湯を何度も移し替えなければならず、大変な手間暇(てまひま)がかかっていました。仕事を終えた後の夕方、仕事に向かう前の朝に、少しでもゆっくりとした時間を過ごせる手助けになり、何より「人」への投資となることから、この活動を行うことにいたしました。
【活動報告】ソーラー給湯器の設置・使用状況を確認しました。
翌2025年7月、南アフリカを訪問。農園を周り、ソーラー給湯器の設置、活用状況の確認いたしました。設置場所は住居を中心に、農園施設などにも活用されておりました。


今回は息子のルアンさん(右から2人目)も同席





どの農園でも温かい歓迎を受けました。 今回の活動が生産者の皆さんに喜んでいただき、 仕事へのモチベーションにもつながっていることを実感することが出来ました。

「今まではストーブでお湯を沸かして、何度も移し替えて使っていました。ソーラー給湯器を付けてからは、蛇口を開くだけでお湯を使え(時間が短縮したことで)掃除をするなど、他のことがたくさんのことが出来る様になりました。ありがとう。」


「未来」へ続く活動がまたひとつ
「カタチ」となりました。
土壌改良
【活動計画】 土壌調査・改良
2024年7月、5代続くウィリーさん、ウィアンさん親子を含む6人家族で暮らす、こちらの農園を訪問しました。お話をした息子のウィアンさんは、ルイボスの「未来」を信じ、「農業」に関わる問題の解決に並々ならぬ情熱を持っていることが分かりました。他の生産エリアと比較して雨が少ないため、安定した収穫に課題がありました。


帰国後、現地の仕入れ先の担当者との打ち合わせで、農業器具の支援などアイデアが出ましたが、農園オーナーさんが進めていた「土壌調査」と「土壌改良」に対して投資を行うことになりました。
【活動報告】 土壌調査・改良の
取り組みが始まりました。
2025年7月の訪問で「土壌改良」の取り組みについて共有をしていただきました。調査の結果マグネシウム、Phの改善が必要で、「鶏糞」を施肥することで対策を講じていました。この取り組みはこの農園の一部での実施ですが、「未来」への第一歩として今後につながることを期待しております。







