国太楼

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生産者支援について

ソーラー給湯器

【活動計画】 ソーラー給湯器の設置

2024年7月国太楼のサスティナブル活動の担当者が、南アフリカに三度目の訪問をいたしました。現地の生産者と活動の目的を共有し、生産者の熱い想いを感じるとともに、抱える問題も確認することが出来ました。
ルイボスの農園の従業員の多くは、月~金曜日は農園に寝泊まりし、土日は家族のいる町に戻る生活をしています。そのためサスティナブル活動として、従業員の労働環境、住環境の改善を考えている農園オーナーが多くいらっしゃいました。

農園オーナーのトビーさん(中央)、現地スタッフの皆さんと。
農園オーナーのフィリップさん(右から2人目)、息子のディアンさん(右から4人目)と。
農園オーナーのバーナードさん(左)、ヤンスさん(右から2人目)と。
ワーカーの皆さんとルイボスの苗を持って記念撮影。前列左から、アーブランさん、デンゼルさん親子。国太楼担当を挟んで、コロンさん、コロネルさん親子。後ろにシャンドレさん。
トビーさんとのミーティングの様子。訪問する度に、当社の「経営理念」が基になった「サスティナブル活動」の考え方をお伝えしてます。
茶葉を発酵させる「ティーコート」の前の倉庫で、バーナードさん、ヤンスさんとミーティングの様子。
現地担当のグスタフさん(右)から、農園オーナーのトビーさん(左)にソーラー給湯器を受け渡し、記念撮影。

帰国後に、現地の仕入れ先の担当者との打ち合わせを重ねた中で、従業員用住居にソーラー給湯器を設置するアイデアが上がってきました。インフラとして「ガス」が通っていないことが多く、お湯を沸かすのに「電熱器」や「薪」を使っており、体を洗いたい時などは沸かしたお湯を何度も移し替えなければならず、大変な手間暇(てまひま)がかかっていました。仕事を終えた後の夕方、仕事に向かう前の朝に、少しでもゆっくりとした時間を過ごせる手助けになり、何より「人」への投資となることから、この活動を行うことにいたしました。

【活動報告】ソーラー給湯器の設置・使用状況を確認しました。

翌2025年7月、南アフリカを訪問。農園を周り、ソーラー給湯器の設置、活用状況の確認いたしました。設置場所は住居を中心に、農園施設などにも活用されておりました。

ワーカーの皆さん、現地スタッフの皆さんと。ヨハネスさん(左から3人目)、フルッキーさん(同4人目)、デイビィさん(同5人目)、クラウスさん(同6人目)。クラウスさんは農園の責任者でもある。
農園オーナーのバーナードさん(左から3人目)と1年振りのショット。
今回は息子のルアンさん(右から2人目)も同席
フィリップさんとアンナマリーさんの息子のディアンさんと
ヨハネスさんのご自宅。屋根にソーラー給湯器が設置された。
農園の施設にソーラー給湯器を設置。茶葉を発酵させる際に、お湯を使えるようになった。
ウェイマさん、イレンさんご夫婦と
オーガストさん、コーランさんと、ソーラー給湯器を指して記念撮影

どの農園でも温かい歓迎を受けました。 今回の活動が生産者の皆さんに喜んでいただき、 仕事へのモチベーションにもつながっていることを実感することが出来ました。

ワーカーのヨハネスさん、シャンドレさんご夫婦と、娘のシャンラさん

「今まではストーブでお湯を沸かして、何度も移し替えて使っていました。ソーラー給湯器を付けてからは、蛇口を開くだけでお湯を使え(時間が短縮したことで)掃除をするなど、他のことがたくさんのことが出来る様になりました。ありがとう。」

ワーカーのゴットフォリさん(左から2人目)、エディスリーさん(同3人目)から写真入りのメッセージカードと記念品を。「ソーラー給湯器をありがとうございました。」
農園オーナーのフィリップさん、アンナマリー夫妻からメッセージカードと記念品を。「双方にとって実りある長期的なパートナーシップと、地域のための協力関係が築かれていくことを楽しみにしております。」
「未来」へ続く活動がまたひとつ
「カタチ」となりました。

土壌改良

【活動計画】 土壌調査・改良

2024年7月、5代続くウィリーさん、ウィアンさん親子を含む6人家族で暮らす、こちらの農園を訪問しました。お話をした息子のウィアンさんは、ルイボスの「未来」を信じ、「農業」に関わる問題の解決に並々ならぬ情熱を持っていることが分かりました。他の生産エリアと比較して雨が少ないため、安定した収穫に課題がありました。

農園オーナーのウィリーさんご夫婦、息子のウィアンさんご夫婦と娘のエレちゃんの3世代家族との記念写真。
ワーカーのジュロディーンさん(左)と、ヘンリーさん。

帰国後、現地の仕入れ先の担当者との打ち合わせで、農業器具の支援などアイデアが出ましたが、農園オーナーさんが進めていた「土壌調査」と「土壌改良」に対して投資を行うことになりました。

【活動報告】 土壌調査・改良の
取り組みが始まりました。

2025年7月の訪問で「土壌改良」の取り組みについて共有をしていただきました。調査の結果マグネシウム、Phの改善が必要で、「鶏糞」を施肥することで対策を講じていました。この取り組みはこの農園の一部での実施ですが、「未来」への第一歩として今後につながることを期待しております。

土壌調査の報告書。農園の一部(75ha)の調査を実施。
農園で現地確認をしているところ。
鶏糞が黄色い箱に入っており、3列ずつ播いていける。なるべくオーガニックに近い栽培をするため「鶏糞」を選択した。
1年振りに、ウィリーさんご夫婦、息子のウィアンさんご夫婦と娘のエレちゃんの3世代家族との記念写真。今回はウィアンさんの妹さんも一緒に。
お家の中で、お土産の国太楼商品を持って記念写真。